SNS運用を依頼する前に読んで欲しい、成功するSNSマーケティングの5つの条件

SNS運用を数多く任されていると、“成功しやすいお客さん”と“難しいお客さん”がいることに気づきます。
身も蓋も無いことをいうと仕事は「チームで不足部分を補いあいながら高めていく」事ができるか否か、と思います。
そのルールは社内だけでなくお客さんもパートナーも一緒です。
 
今回はSNS運用に関して成功しやすいパターンを5つにまとめてみました。
 
 

①関わる人間が全員SNSを楽しいと思っている!

成功するSNSマーケティングの条件、第一番は全員がSNSのことをきちんと知っておくこと。
SNSを触ったことが無い人間と、SNSを日常的に活用している人間では、成功は後者に近くにいます。どういった投稿が好まれるか、共感を誘うにはどのような投稿がいいか、そういった感性の部分がSNS運用に結構重要になります。単純にかっこいい、かわいい、テキストの書き方などで見え方が変わり反応率が変わるのです。
 
この感性が共有できていないと、数値ばかりを追いかけることになります。
毎月のレポートで数値だけが一人歩きし出すと施策がおかしくなってきます。数値を上げるためだったら何でもOKになることがあります。いいね!を買ってみたり、広告に資金をつぎ込んだり、ステルスマーケティングなどもこういった実際にSNSを津かこなしていないユーザーが始めたのではないかと思います。
 
商品をピッカピカに絶賛している投稿ってやっぱり、違和感があります、ね。
ユーザー側にたってその微妙な違和感がわかるかどうか、が重要です。
なので関わる方には皆SNSを沢山さわって楽しさや“共感”を実際に味わってもらうことが一番だと思います。
 
 

②ターゲットユーザーと近い思考、感性を持った人間をチームに引き入れる!

それでもインスタや新しく勢力を広げつつある tiktok など、続けるのが難しいかもしれません。
では、どうするか。社内の若い子をチームに引き入れてしまいましょう!
 
全部は自分ではできないのです。だったら同じ目標に向かうチームメンバーにお願いすればいいのです!
これができないとアッという間におじさん臭くなります。テキスト増えます、素材が風景になります(笑)
 
ということで、SNS運用には若い人間が実務、予算調整やKPI設定はおじさんがやるべきです。
で、おじさんは頑張ってfacebookをさわってみましょう!
 
 

③商品に対する深い知識と経験値が“隠し味”として効く

以前こちらの記事(SNSマーケティング必要な一体感を生み出すのは3つのポイント!)でも紹介しましたが、SNSでは“共感”が何よりも必要になります。
 
商品のことだけではダメ、商品と離れすぎていてもダメ、というとても難しいコンテンツを制作し続けなくてはいけません。

そこで役に立つのがおじさんの経験値!
若い子には無い、商品の深い知識と経験で若手をサポートする役に徹する、のが成功への近道です。
ここでおじさんがでしゃばるとダメです。投稿に新鮮さが無くなり、面白くなくなります(笑)
知識や経験値はふりかけるくらいでいい味を出します!
 
 

④SNSのノウハウを持った専門集団がついている

ここまできて、我々のようなSNS運用の専門家である業者のノウハウが重要になってきます。
つまり、いくら素晴らしい実績を持っていてもクライアントの協力と熱意がないと、継続的なSNS運用は成功しないって事です!
 
ちょっと言い訳っぽいですが、熱意が高いクライアントと仕事をするとほぼ成功します。
SNSを積極的に使ってみて自分事になっている、我々の企画に商品知識や経験値で味付けしてくれる。
共感がユーザーに広がっているのがSNSを通して感じられるのは喜びですね!
 
 

⑤データドリブンで現在地の確認とみらいの地図を描く

現在地の確認とみらいの地図を想像するためにデータを中心に考えなくてはいけません。
ここも我々運用業者の腕の見せ所です!定期的にレポーティングすることでお客さんの専門性も高めてもらい、情熱を持ってもらえるようにしております。
 
 

まとめ

チームでしか成果が出せない世の中です。
しかも、新しいコミュニケーション手段であるSNSは若者の独壇場です。今後も若者が新しい施策を生み出していくでしょう。
そんな時おじさんだけでうんうんいっても成功はおぼつかないですね。若手や業者を引き立て、巻き込むことが必要になります。
 
熱意を持って向き合ってもらえるクライアントには業者側も頑張りようが違うものです!
補い合えるチームが理想的ですね!