マーケター、マーケティング会社は「信頼回復」から始めなくてはいけない!?

衝撃的なことが書かれている記事を読みました。はじめに、下記はその引用部分になります。

 アメリカ・ロサンゼス在住である筆者は、年に複数回、アメリカにて開催されるコンテンツマーケティング関連のカンファレンスに参加しています。2018年も延べ5つのカンファレンスに参加しましたが、特に印象に残ったキーワードが「Trust(信頼)」でした。多くのスピーカーがコンテンツマーケティングの成功に欠かせないものとして「ユーザーからの信頼獲得」を説いていたと感じています。

Markezine
80%のCEOがマーケターを信頼していない?信頼回復の鍵は「レガシーメディアのコンテンツ制作手法」

記事を乱暴に要約すると、「マーケターやマーケティング会社はコストばかり食い、会社の利益拡大に貢献する意識がない」とCEOの80%が感じているとのこと。
さらには、web広告やSNS広告にも触れられ、消費者の過半数はそれらを信用していないという実態が記されています。

これはアメリカを始めとした海外の調査結果ではあるものの、日本で調査しても同様の結果が出ることは容易に想像できます。ことマーケティングにおいて、日本は完全にアメリカの3年後ろを歩いていますので、少なくとも3年以内には同じことになるでしょう。

興味深いのは、記事内で触れられている「良質なコンテンツに必要な3つの要素」というもので、それぞれの頭文字をとり「E-A-T」と名付けています。

  • E:Expertise=専門性
  • A:Authoritativeness=権威性
  • T:Trustworthiness=信頼性

これも乱暴に要約するならば、「ちゃんとした知識に基づいて、正しく調べた信頼できる記事を作りなさいよ」ということになると思います。

それにしても、本来信頼されてはじめて商売になりうるマーケターが、ここまで信頼を失っているというのは驚きとともに衝撃でした。
弊社はつねづね、「コンテンツを一次ソースで作成できる」ことを強みとして訴えてきました。(この記事はそうではありませんが)
その意味では弊社のコンテンツ制作コンセプトでは上記記事はダメージにならないのですが、はじめましての会社様、担当者様にもマイナスからスタートしていることを自覚しなくてはいけない、ということなのですから。