フェイスブック、やめたらどうなる?

アメリカのニューヨーク大学とスタンフォード大学の研究チームがフェイスブックの利用実態調査を実施しました。その結果、「フェイスブックをやめると幸福度が高まる半面、時事問題についての情報量は少なくなる」という事実が明らかになりました。

フェイスブックの使用をやめると、1日当たりの自由時間が約1時間増え、幸福度も増すことが分かりました。さらに、フェイスブック以外のSNS利用を含むネット上の活動も減り、政治的に偏った意見を持つことも少なくなりますが、同時に時事ニュースについての情報量も減る傾向が見られたといいます。
調査終了後も、調査対象となったユーザーの多くはフェイスブックの利用を再開したものの、SNSに費やす時間が以前と比べて少なくなりました。

ちなみに、調査前、調査対象となったユーザーは4週間に及ぶフェイスブックの使用停止の条件として100ドルを求めました。調査後、さらに4週間の延長をした場合の対価を尋ねたところ、最初に求めた金額とほぼ同じ金額を提示したそう。
これに対し、調査にかかわったニューヨーク大学のハント・オルコット准教授は「もしフェイスブックがヘロインのようなものだったとすると、この数字は大幅に下がるはずだが、フェイスブックの場合はそうではなかった」と解説しています。

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