【2021年度】デリバリーとお取り寄せについての意識調査

今回の調査では「Uber Eats」「出前館」の回答が最も多く、デリバリー需要のうち過半数が大手サービスが占めている事が分かった。今後は「menu」や「foodpanda」といった二番手の宅配サービスの知名度拡大に期待が寄せられる。

「ピザ・ファストフード」が最も多く、需要の高さ・配達員を自社で抱える理由が分かる結果となった。

また「和食」といった回答も一定数見受けられ、コロナ禍におけるデリバリー業界への進出を伺うことが出来る。

今回の調査対象においては「お酒」「飲料」と言った飲み物が不人気となった。

「パン」や「スイーツ」といったデリバリーに馴染みのないジャンルは同様に「注文したくない」といった回答が多く寄せられている。

「楽」「便利」「おうちで美味しい食事をしたい」が最も多く寄せられた意見となり、日々家事に追われるママさんの本音が、顕著に表れた結果となっている。

困った経験が「ある」と回答したのは約半分にとどまった。

配達トラブル・困った経験をした人はテレビで報道されるほど、実際には多くないことが分かった。

「冷めてた」「傾いていた」等の配達が故のトラブルが多く寄せられた。

「美味しい料理を自宅で食べたい」と考え注文するユーザーも多いことから、出来立てのクオリティと手元に商品が届いた際の（実際に食べる際の）クオリティに差が生じることも、不満に繋がる可能性を感じた。

「困った事がある」と回答した人も半数以上が継続してサービスを利用している事が分かった。

よっぽど酷い経験をした人以外は、1度の不満でサービスを辞めることはないと考えられる。