SNSマーケティングに必要な一体感を生み出すのは3つのポイント!
今回はSNSマーケティングの肝と言っていい3つのコンセプトを紹介します。
まずは大前提のお話から。
情報が氾濫する現代社会で、ユーザーは溺れかけています、というか溺れる人が大多数です。。
どれくらいの大洪水かというと。
2020年には月間のデータやり取りが228エクサバイトになるとシスコさんは言っております。
エクサバイトってどんなもの!?という方はこちら↓
ギガバイト(GB)→テラバイト(TB)→ペタバイト(PB)→エクサバイト(EB)だそうです。
参照ウィキぺディア
モバイルデータの通信量(トラヒック)は、全体の3倍速で増えていくようです。
つまり、スマートフォンの更なる普及によって、データ量が増大し、片手で情報収集がドンドンできる環境が整ってくるということ。
これだけ情報があふれかえると、ユーザーは自分の好きな情報を、大量に、簡単に手に入れることができるので、自分にとってメリットの無い情報は容赦なく切り捨てていきます。
企業にとって都合の良い一方的にな情報配信は全く意味がなくなる、ということです。
SNS、サイトの連携がとっても大事!
情報量の増大はわかったとしましょう。
では何に大量のデータを使っているのか。これが知りたい。
情報量の8割はコンシューマー(個人)で消費されると見られており、日本のネットを使ったアクションは、2017年現在、以下になります。
メールの送受信は全世代で活用してることがわかります。また、天気などの情報収集なども全世帯で利用率が高いですね。
世代間に大きな乖離が見られるのが、SNSの活用、無料通話アプリの活用、動画共有サイトの利用です。
大まかに別けると、あふれ出る情報で優雅なサーフィンをしている世代と、溺れている世代のギャップが垣間見れます。
当たり前の話なんですが、年が上がるごとに”情報の共有”や”ネット上でのコミュニケーション”、”情報の積極的な発信”に躊躇が見られます。
SNSの利用では50代までは活用しているのですが、60代以降になるとガクッと数値が下がります。
ここまでが情報を能動的に集め、分析できる生存限界ですね。(もちろん例外の方はいます。一般的な話、ですw)
でで、能動的に情報を集められるユーザーは、自分に必要がある情報しか選択しない、ということなんですね。
SNSの3つの抑えないといけないポイント
そんな能動的にネットを使いこなすユーザーが活用しているSNS。
どうやって読んでもらうことができるでしょうか?そこには3つのポイントがあります。
たくさんの案件をサポートさせてもらったのですが、一点だけ挙げろと言われたら、”ユーザーとの共感”それだけです。
“共感”を演出することで”一体感”が生まれます。この一体感こそがブランディングにつながり、拡散やシェアになるんです。
広告をいくらかけてもこの”共感”がないと、効果は生まれません。誰も見ませんし、ファンになってくれませんから。
ユーザーがとても賢くなっていますので企業主体の発信である広告には見向きもしなくなっているんです。
“共感”を生み出す3つのポイントは
「クスっと感」
「臨場感」
「本物感」
です。
「クスっと感」 は、企業の言いたいことだけでなく「アルアル情報」や「役立ち情報」「素敵なイメージ」などです。
ターゲットとなるユーザーをしっかりと理解しているからこそできる投稿です。ユーザーの日常に寄り添いサポートをするようなアカウント運用が必要になります。
「臨場感」 は、ユーザーとのコミュニケーションです。
ユーザーからのコメントやシェアに対して、まるで個人で運用しているかのようなスピードで反応をすることです。
イメージキャラクターを使ったアカウントが多数存在しますが、実際の人物かのように運用をすることで、ファンの方から仕事に対する悩み相談などディープな質問も寄せられます。
返信はとても大変ですが、専門的なやり取りや炎上につながるような投稿はしっかりと共有し対処する必要があります。
「本物感」 は、ユーザー視点に立ったコンテンツ作成です。
ユーザー理解は常に行っていく必要があります。トレンドや思考は徐々にですが絶えず変化していることです。
弊社で運用しておりますMAMAPLUSを活用して本物のママさんからニーズや困りごと、トレンドを定期的に引き出すことによってユーザー視点に限りなく近く運用しております。きめ細かな情報政策が本物感を強化させています。
手間はかかりますが効果は絶大です。
まとめ
情報量が爆発的に増加し、サーフィンできる人と溺れちゃう人が出る。
情報を精査し、キャッチしていく人間が今後は増えていくので、準備が必要。
SNSは現時点では一番使われている情報収集方法なので活用をしなくてはいけない。
SNSで重要なポイントは「クスっと感」「臨場感」「本物感」。
この3つをしっかりと抑えて運用をする。