ビジネス用語基本のキ「マーケティングってなに?」
仕事においてよく使われているものの、きちんとした定義がわかっていないことが多い言葉の一つ、「マーケティング」。シンプルでわかりやすく表現すると、「売れる仕組み」「儲かり続ける仕組み」のこと。企業の商品やサービスに対するイメージを伝え、顧客を獲得するための活動です。
消費者へのアンケートの実施や、公的機関の統計データのリサーチなどといった「市場調査」に始まり、各媒体を利用した商品認知のための「広告宣伝」、そして「効果の検証」といったプロセスで行われます。市場調査に基づき、どのようなターゲットを狙っていくのか戦略を立て、具体的な戦術を検討・実施していきます。
ちなみに、「マーケティング」と定義の違いがわかりにくいのが「ブランディング」。前者は企業の商品やサービスの魅力を伝え、顧客獲得を目指すのに対し、後者は数値やお金であらわすことが難しい「企業価値」を高めるためのものです。ブランディング戦略がうまくいっている例としては、トヨタのプリウスやアップルのiPhoneなどがあげられるでしょう。
現代においては、企業活動に欠かせない要素の一つとなったマーケティング。目標達成のためにも、その本来的な意味を確認しつつ、手法のトレンドなどにもキャッチアップしながら、日々のマーケテティング活動をしっかりと取り組んでいきましょう。
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