みずほ銀行がモバイル決済サービスに進出

みずほ銀行は2018年3月22日、ジェーシービー(JCB)と大日本印刷(DNP)との提携でスマートフォンを使ったデビット決済「スマートデビット」と、これを利用するためのスマートフォンアプリ「みずほWallet」の提供を開始しました。大手メガバンクが“ウォレット”サービスの世界に直接参入したことで、注目を集めています。

Apple PayやGoogle Pay(Android Pay)の登場により、モバイル決済サービス普及のネックだった「利用開始までのステップが長く難しい」という問題が解決されつつある昨今。みずほWalletも、そうしたトレンドを受けて、印鑑や面倒な書類の郵送なく即時発行できるという手軽さが受け、7月初旬時点で20万ダウンロードを達成しています。

ECの普及でクレジットやデビットでの決済が増え、確実にキャッシュレスサービスが普及する中、みずほWalletが狙うのは、これまで見過ごされてきた1000円以下の「小口決済」。
一部の電子マネーにより、徐々にキャッシュレス化が進んできてはいるものの、まだ現金決済が主流となっているこの領域。「スマートデビット開始で、ようやくこの領域をカバーできるのでは」と、みずほ銀行個人マーケティング推進部デジタルチャネル開発チーム参事役の西本聡氏は語っています。

詳しくはこちらから