約半数が不快感!! ネット閲覧履歴に基づく広告の功罪
約50%のユーザーがネット閲覧履歴に基づく広告に不快感を感じている──ジャストシステムの運営する、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp」が発表した2018年の月次調査の分析結果は、今後のネット広告戦略に大きな影響を与えるかもしれません。
このデータは、「Marketing Research Camp」が2018年に実施した「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査」を分析した「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査~2018年総集編 【トレンド版】」によるもの。
11月度の調査において、スマートフォンを利用しているときに、「自分自身のネット閲覧履歴などを基にカスタマイズされた広告が配信されていると感じたことがある」人は約8割。このうち、25.9%が「便利だとは感じないし、不快に感じることが多い」、25.6%が「不快なのでやめてほしい」と感じていることが判明しました。
合計すると半数を超えるユーザーがネット閲覧履歴に基づく広告の表示に対してネガティブなイメージを持っていることが分かります。
この調査報告には、SNS別にタイムライン上に表示される広告に対して「不快感を抱く」と答えた利用者の割合や、オンライン広告を回避するソフトウェア「アドブロッカー」の導入傾向などについての興味深いデータも掲載されています。
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