柏市で実証実験の場としての街づくり
千葉県の北西部に位置する柏市にある、「柏の葉スマートシティ」では
・『公』…千葉県、柏市、NPO団体
・『民』…企業、市民
・『学』…千葉大学、東京大学
この公民学の3つが連携して日本の新しい活力となる成長分野を育み、地球に優しくすべての世代が健やかに安心して暮らせる街づくりに取り組んでいます。
つくばエクスプレスの開業とともに始まったこのプロジェクトでは、街全体が実証実験の場となっており、様々な実証プロジェクトを受け入れています。商業施設やホテルなど場所を限定して行う実証実験では見えなかったことが、街全体で実証することにより、より現実味のあるサービスへと繋がっていくのです。
すでに街中には温度・湿度センサーが設置されており、IoT向けのデータ通信サービス「LoRaWAN」も整備されています。さらにこれにAIも加わることで、いろいろなことに応用できる可能性が広がっていきます。
柏の葉スマートシティでは現在、「AI/IoT」と「ライフサイエンス・メディカル」の2つの分野にフォーカスした実証実験を募っており、申し込んで審査を通過すれば様々なサポートを受けながら実験を行うことができます。
様々な分野で実験を行い、公民学が連携して課題を一つずつ解決していく。柏の葉スマートシティは今後も、未来志向の街づくりの拠点としてさらに注目を集めていきそうですね。
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