
インターネットには何でも叶う魔法なんてない!あるのは継続的な努力のみ!
あるのは継続的な施策のみ!
裏技や知っている人間が得をするような「正直者が馬鹿をみる」ことも多々起こりました。皆が自社の業績を伸ばすため、法の秩序が及ばない世界で、やりたい放題やっていた時代でした。そこには混乱はありましたが、反対に大成功もありました。自分でネットの隙間を突き、売上を大きく上げることもできましたし、新サービスに便乗して施策の研究を行い認知度を広げた企業もありました。
しかし、そんな情報革命から20年が経過し、秩序が整えられ大手がルールを整備し、裏技の廃止やルールの隙間を埋める努力がなされてきました。特にGoogleの存在感が大きく2011年から2012年渡って全世界で行なわれた「パンダアップデート」から、俗にいう“ブラックハットSEO業者”の駆逐が始まりました。
そんなパンダアップデートからさらに5年が経過し、本当の意味でのデジタルマーケティングが今、まさに始まろうとしています。特別な情報やルールギリギリの施策を行っていた企業が牛耳る世界から、戦略を立て地道な施策を継続的に行える企業に力点が移動しています。
「どのように認知を取るか」、
「店舗への送客をどのようにするか」、
「売上アップにはどうするか」
と企業本位の考え方で、ユーザーの目線に立っての思考はあまり考えられていませんでした。
情報は限られ、企業が発信するインフォメーションが全てだった時代は、ユーザーはその情報だけを選択するしかなかったからです。
しかし、インターネットの普及と情報整備が強化されつつある現在では、企業よりもユーザーに情報の取捨選択権が移っています。フォーブスの調査では問い合わせの前に60%のユーザーはインターネットを通して商品の詳細情報を知っており、具体的な回答を期待している、と報告しています。
つまり、ユーザーが求める自社情報をインターネット上に積極的に発信しないと選択されなくなります。つまり、8レーンある100m走のレースに参加すらできなくなってしまうということです。
ではどうしたらいいのか。
ターゲットをしっかりと見定めて、そのターゲットが欲しがっている情報を発信する。できる限りわかりやすく、ビジュアライズドされた形でダウンロードや問い合わせにつながるよう努力をしなければいけません。
特にBtoCの企業には移り気で、商品情報を沢山持っているユーザーを常に魅了し続ける、という難しいミッションが課せられています。
その際に役立ち情報やノウハウの公開を盛り込むと運用面でも負担が軽くなりますし、ユーザーへのアピール度も高まります。得意なことは語りやすいですし、営業や店頭で話してきたことをそのまま文章にすればいいからです。
例えば
回転寿司店であれば仕入先の紹介や社長の新規商品開発ストーリーなどが考えられます。畑や魚河岸を探索している姿や懇意の仕入れ業者さんとのツーショット画像など良く見るコンテンツ制作です。より良い新商品の開発を行っている姿はユーザーからの共感が得やすいですし、運営面では完成するまでのストーリーも通常業務で行っていることなのですれほど負担無く行えます。また、美味しいたまご焼きの作り方や、家でもできる巻き寿司講座など職人さんが持っているノウハウを公開してもいいかもしれません。主婦層を取り込むことでファミリーが増える戦略です。
日本の飲食店は美味しくて当たり前。その上で何をユーザーに発信するかが問われる時代になっています。「何か食べたいな」と思った時に選択肢の一つとなれるように努力しないといけません。
努力とは「頭を使って戦略を立てること」「手を使って地道な作業を継続して行うこと」です。
独自の切り口でターゲットに届く、共感される情報を発信しましょう。