”嘘ばかり”と思われていたインターネットが、ついにテレビの信頼性を越える!
先日の記事、災害時に感じる、SNSの浸透感を書いていた際に、テレビとインターネットの関係性を調査していたのですが、面白いデータがありました。それは、インターネットの情報がテレビの信用力を抜く、と言うことでした。
それでは詳細を見ていきましょう。
総務省が2015年に発行した通信情報白書に信頼性がどのメディアが持っているか載っていました。(2014年度もあったけど数値が載っていないので。。)
実際には2014年に調査した結果かと思います。
長寿番組の”笑っていいとも”が終わり、消費税が現在の8%に上がった、その年です。
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h27/html/nc372550.html
たった4年前ですが、昔日の印象すらあります。
全体的に見て、「情報を得るにはテレビを見ろ!」という感じですね。
いつものことですが若年層のネット浸透がちゃくちゃくと進んでおります。
反対に、シニア層である50overのテレビ依存がありますね。
また、雑誌が娯楽情報としてまだ残っております。
こちらは2018年 通信情報白書の結果です。
すばやい情報収集にはネットを使う、というのは30代までの常識で、60代はテレビが増えてネットが減っています。これは驚き(笑)
信頼性の高い情報では20代のトップがインターネット(41.7%)になりました。30代は31.7%(2015年 22.4%)、40代は21.2%(2015年 13.2%)となりました。
50代、60代は新聞とテレビをニュースリソースとしており、年齢別のギャップは大きくなる一方です。
娯楽にいたっては20代のテレビ視聴は数値が確認できません。多分7%とか。
雑誌も瀕死です。そりゃネットに移行するよね。。
そこで浮かぶのが、
若い人間はテレビ見ないから、バラエティーとか視聴率めちゃ悪いんじゃない?
ということ。
そこでビデオリサーチ社のサイトで発表されている、週間高世帯視聴率ランキングを見てみた。
娯楽部門の堂々1位(というか週間視聴率の全体の2位!)は“笑点”(笑)
ニュースでも10位のうち上位6位をNHKが独占。
確実にテレビはシニア中心に回っているって事ですね。
反対に若年層はどんどんネット中心の情報収集にシフトしていってる。
5年も経てば数値が逆転し、企業のプロモーションはネット対策が最重要となるのは見える未来です。
ネットはお金をいくらかけても成果がすぐにでる、というのはほぼほぼ不可能。
継続力と忍耐力が成功を連れてきます!つまり5年後に向けて今から準備をしっかりとしましょう、というお話でした。