12月20日開催|カスタマージャーニー制作ワークショップレポート

12月20日(木)に毎月開催のカスタマージャーニーマップ作成ワークショップを開催しました。
 
年末間近の忙しい時期にお集まりいただいた参加者からは
「気になっていたが重い腰が上がらなかった、ユーザー理解の一歩目を踏み出せた」
「実際にやってみると気づきが盛りだくさん!無料キットをもらったので自社でも試してみる!」
とマーケティングの新たな一歩を踏み出すきっかけになったようです。
 

セミナーご参加者様にご挨拶

ワークショップが主体のためファシリテーターとして主導させていただいた岡田から参加者へご挨拶をいたしました。
セミナー方式で15分ほど、顧客理解の重要性と今後の動き、活用ツールなどを簡単にご紹介しました。 
海外では有効に使われているアイディアやツールに興味を持っていただく機会に。
 
セミナーご参加者様にご挨拶
 

旅館経営者の目線になって顧客理解を深める

セミナー形式でマーケティング環境を理解してから、ワークショップのメインになるカスタマージャーニーマップの解説に移りました。
制作の目的、ペルソナ作り、シートの解説があり、その後本日の課題が発表されました。
 
「旅館経営者の目線になって顧客を理解する」
 
旅行には様々な顧客体験が詰まっています。
旅行先の検索、目的の決定、宿泊施設の選択、顧客への対応などなど・・・。
顧客体験が価値に直結する非常に良い題材です!
 
二つのグループに分かれてワークショップを始めます。
最初はなかなか意見が出てこない様子でした。
しかし、自分の体験や知人から聞いた素敵な話、こんなことあったら良いな等の希望もドンドン書き込んでいきます。
 
一時間もするとポジティブな意見、ネガティブな意見が出揃いました。
 

現実的に対策が可能な施策にブラッシュアップ

意見が出たところで現実的な施策に落とし込みます。
 
ネガティブな意見は、改善
ポジティブな意見は、最大化
 
をコンセプトに解決策を書きこんで行きます。
解決策は最初から現実的なものに落してしまうと意見がしぼんでしまいますので、最初は現実感が無くてもOK。
構想を広げて時間軸を広く取ります。その後、現実的にできる施策を念頭においてマイルストーンを設定していきました。
  
1時間半の作業があっという間に完了し、シートを撮影して終了となりました。
 
旅館経営者の目線になって顧客理解を深める
旅館経営者の目線になって顧客理解を深める
 

感想

取っ掛かりの段階でなかなか意見が出ないのが通常です。
頭で考えたことが素直に紙に落とし込むには経験が必要です。
思っていることを順序だてて落とし込む良い練習になった、とお言葉をいただきました。

さらにブラシュアップしカスタマージャーニーの制作をスムーズにサポートできるよう精進して行きたいと感じました。