アメリカでは黒船の造船が始まっているぞ!Amazon Go 2021年に3,000店舗を出店!

学生留学を斡旋するクライアントのサイトを制作した際に、シアトルに是非一度きてください、と言われたのが半年前。
その時は家庭の事情もあり残念ながら訪米できなかったのですが、シアトルに本拠地をおくAmazonが黒船の造船に本気で取りかかりました。SNSでも盛り上がっております!
 

Amazon Goってなに?

日本にも期間限定でオープンしていた「Amazon Go」。
 
ビジネスパートナーがシアトルに行った際にAmazon Goに行ったということでインタビューを敢行しました(笑)。
写真はいただきものです。

 
ダウンタウンのど真ん中、アマゾン・スフィアの隣にAmazon Goはあります。
この施設も凄いのですが、それはいつか。。。
Amazon Goイメージ1
 来店前にアプリをダウンロードして、アカウント設定が必要です。
クレジットカード番号を入力して準備完了。(日本のJCBは使えないようですね。その他はOK)
ゲートをくぐると店内へ。日本のID認証システムで多い、スマホをピッも無いようです。
Amazon Goイメージ2 ゲート
 
店内はウォルマートの様な簡素な作り。日本のコンビニとは違った雰囲気です。買収されてからの西友に似ている感じですね。
Amazon Goイメージ3 店内
品物をピックアップしてゲートから出ると、スマートフォンに商品の請求ノーティスが届く仕組みです。
とってもスムーズですね。カメラとセンサーで常に監視しているので、犯罪率の低下もするとの試算だそうです。
 
 

展開スピードが驚異的!

そんなAmazon Go、2018年にはお膝もとのシアトルで3店舗、シカゴで1店舗がオープンしているとの事。
ブルームバーグによると2018年度中に10店舗を計画し、2019年には50店舗出店、2021年までに可能な限り3,000店舗を出店していく予定とあります。なに、この速さは(唖然)。
 
出店計画は根拠が無いわけじゃない。とても堅実的で計画的なイノベーションカンパニーがAmazonです。
 
実際に、2015年1月に特許の出願。
その内容は買い物客が店に入り、欲しい商品を手に取ったらそのまま帰ることができるシステムが記載されていました。その体験を実現するために、映像分析、RFIDのタグと読み取り装置、センサー、プロセッサーなどで構成された複雑高度なシステムを開発、研究する組織を社内で立ち上げているんですね。
 
2016年から従業員専用で軽食をGoできるショップを造りデータ蓄積。
2017年全世界でポップアップ店舗を出店し、各国の反応を調査。日本にも銀座と有楽町、だっけで期間限定でオープンしていたはず。
で、2018年1月にシアトルで第一店舗がオープン。

いろんなモノをギブアップしてきた、イノベーション企業がこれだけの時間とコストを掛けて打ち込んでいる。
いや、ほんとに怖い。

ちなみにシアトルの記念すべき一号店を開くために1億円の開発費用がかかったとか。
 
 

都市部と地方の両極化がはっきりとするコンビニ業界戦国時代へ

そこで日本の現状は、というと、まずコンビニエンスストアの利用世代。コンビニエンスストア最大手のセブンイレブンの2017年度版データ。
セブン・イレブン・ジャパン 年齢別一日一店舗あたりの来客層
ネットが一般に出回り始めた近しい年が、2004年かと思いますが、そこからでも、40歳までのユーザーは19%離れています。
逆に40才~49才が結構増えて8%、50才以上が15%と爆増しています。
 
コンビニは深夜に若者が溜まる場所ではなく、シニアが生活必需品を買いに行く、又は届けてもらう場所になったんですね。
 
で、Amazon Goを利用するには必須になる、クレジットカード保有率です。
クレジットカード保有率
日本全体にほぼいきわたっている感じ。
ってことは、どこに出店しても見込みユーザーはわんさかいる、ということです。
 
日本では都市部は自動化したシステマチックな店舗が出始める。
地方は、今のコンビニが残りもっとケアやコミュニティー色を強く出した店舗になる。でも、10年後、15年後には都市部と変わらなく自動化されてくる。だって、働く人が少なくなってリソースの確保ができなくなりますから。。
 
  

まとめ

Amazon Goの基本方針として、まずは都市部のユーザーを取り込んでいく、といわれております。
アメリカでの3,000店舗出店の場所も、都市部を中心に展開されることは間違いありません。
 
日本では、Amazonの税金逃れの問題もあるとしても、3年後には出店が加速されるのではないでしょうか?
Amazonの目論見としては直販だけでなく、ラストマイル問題の解決にもリアル店舗を活用しようとしています。
 
現在のコンビニ受け取りが進まないのは、高額な手数料の問題とストック場所が大きいかと思います。
コンビニに届けてもらえば24時間いつでも商品を取りに行けますが、ユーザーの負担が大きい。コンビニ側もストックしておく場所がないので料金が高くなる。
 
Amazon Goのリアル店舗があれば、自動ロッカーを設けて、アプリから取得時間を設定して、ピックアップすることができるようになります。料金なんて自社プレイスですから問題ありませんし、ユーザーのイライラだけでなく、再配達コストも一気に解決できます。自分で取りにくるのですからラストマイルも何もありません。ピックアップついでにお菓子とドリンクを持って帰る。
 
そんな、都市部の生活が見えてきますね。

参照記事
・Amazon Will Consider Opening Up to 3,000 Cashierless Stores by 2021
https://www.bloomberg.com/news/articles/2018-09-19/amazon-is-said-to-plan-up-to-3-000-cashierless-stores-by-2021