機能拡充を続けるInstagram、次なる一手はインスタから週末のディナーを即予約！
フェイスブックジャパンは10月2日、写真共有SNS｢Instagram」を｢ぐるなび｣と連携させ、飲食店の予約機能を提供すると発表しました。
これは10月23日以降、Instagramには飲食店の予約などができる新機能｢アクションボタン｣を搭載し、その手始めとしてぐるなびと提携するもの。
ユーザーがInstagramの飲食店プロフィール画面に追加された｢席を予約する｣というボタンを押すとぐるなびの飲食予約システムに遷移し、予約人数や時間が選べるようになります。5月に同サービスを始めた米国では既にイベント事業者など数十社と組んでおり、一部では決済機能も追加しているということです。
なおこの予約機能を追加できるのは、Instagramのビジネスアカウントとぐるなびのネット予約機能の両方を利用している飲食店に限られます。
ぐるなびの久保征一郎社長は｢ユーザーがInstagramでおいしい料理を見つけるところから、実際に店舗にいくアクションにすぐつながる。特に女性はInstagramの情報を頼りにしている人も多いので、そうしたニーズにぐるなびとしても応えていきたいし、将来的にインバウンド（訪日外国人）からの予約増も期待したい｣と意気込みを見せています。
フェイスブックジャパンの長谷川晋社長は｢現在、ユーザーがInstagramで飲食店を見つけても、行ってみようと思うと別のブラウザを開いたりしなければならない。新機能によりInstagram内で簡単に予約ができるようになる｣としています。
｢単なる発見で終わらず、購入や予約などすぐに行動を起こせる仕組みを広げたい」としており、ショッピング機能の拡大に続いて、新たな機能を装備するInstagramの今後の展開から目が離せなくなりそうですね。