日本のオンラインショッピングサービスとオークションサービスはそれぞれに2サービスが拮抗中
ニールセンデジタルがまとめた、オンラインショッピングサービスとオークション/フリマサービスの利用状況についての調査結果が出ています。
【ショッピングはアマゾンと楽天、オークション/フリマはヤフオクとメルカリが拮抗】
この調査は、2018年6月時点のECサービスの利用者数を、PCとスマートフォンの重複を除いた「トータルデジタル」でみたもので、オンラインショッピングサービスでは「アマゾン」が1位、次いで「楽天市場」がほぼ同数での2位、3位は「Yahoo!ショッピング」という結果に。
一方、オークション/フリマサービスでは「Yahoo!オークション」と「メルカリ」がほぼ同じリーチとなったようです。
【若年女性には「ZOZOTOWN」「ラクマ」も人気】
年齢を18~24歳に絞って性別で比較すると、女性では「楽天市場」や「ZOZOTOWN」の利用率が男性より高くなっており、オークション/フリマサービスは「ラクマ」が2位に入っているという男女間での違いがみられます。
【アマゾンと楽天は7割以上が「スマホのみ」で利用】
PCとスマートフォンの併用状況については、70%以上の人がスマートフォンのみで利用していることが分かりました。
この率は若年層ほど「スマートフォンのみ」の高くなり、実に8割を超えてきています。
同社シニアアナリストの高木史朗氏は、特に若年層の動向については「各デバイスからの細かい利用状況に加えて、トータルデジタルでみたときの各サービスの動向を注視していく必要がある」と指摘しています。