オンライン上の口コミの利用状況は?
今回行われた「オンライン上の口コミ利用に関する実態調査」によると、オンライン上の口コミを見るときの利用目的は、買ったことのない商品を購入するときが約7割と最多であることがわかりました。
近年はソーシャルメディアが普及し、商品やサービス、店舗の評価などが見られる口コミサイトや、SNSでの口コミなどがマーケティングにも重要な存在となってきていますね。広告のようにコントロールができるものではないため、マーケティングに活用するにはなかなか難しいところもありますが、口コミ次第で大きく広がっていく可能性も大いにあります。
(利用目的)
口コミを見るときの利用目的としては、買ったことのない商品を購入するときや利用したことのないサービスを利用するときのほか、家電や日用品を購入するとき、外食をするとき、旅行先を決めるときが上位に入りました。自分で行ったことがない、使ったことがない、見たことがないなど経験したことのないものにお金を使う場合に多くの人が口コミを参考にしているようです。
(口コミ内容)
口コミの内容に関しては、良い評価だけでなく実際に商品を使用した上で良い点も悪い点も書いてある方が参考にされており、商品のメリットだけでなく許容できる範囲のネガティブな意見もマーケティングとしてはプラスになるようです。
(書き込む側の目的)
また、オンラインで口コミを書き込む理由は年代によって異なっており、若い世代ほど「他者に自分の経験を伝えるため」ではなく、自分の記録用としてやコミュニケーションツールとして使っている傾向が強くなっています。
口コミは低コストで商品を広められるマーケティング手法のひとつです。モニターを利用したり、SNSを使って拡散を促したりとうまく利用していきたいですね。
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