広がる音声広告市場について、最新の調査結果が出ました
アドビの最新調査結果がAdobe blogで発表されています。
Adobe Digital Insightsが実施した18歳以上の米国の消費者を対象にした「ボイスレポート」によると、スマートスピーカーで音声広告を聞いたことがあると答えたうちの多くの人が問題ないと回答したとのこと。さらに、音声広告はテレビ、印刷物、オンライン、SNSの広告より押し付けがましくないとの回答が35%を超え、「音声広告は他のチャネルの広告より興味を引く」との回答も40%近くに達したそうです。
今回の調査ではさらに、アメリカでは36%がスマートスピーカーを所有し、所有者の75%が少なくとも1日に1回スマートスピーカーを起動していることが明らかになりました。これはそれぞれ1年前の調査結果から割合を高めているので、スマートスピーカーが米国人の生活の中に馴染んできたことを示しているといってよいでしょう。
日本国内でもSpotifyやradikoなどのアプリ内で音声広告が流れていますし、サードパーティ製の音声広告システムも普及が進んでいます。
ロボットスタートが提供する音声プラットフォームにも続々とメディアが参画し、大手メディアを中心に裾野が広がっています。
2020年には音声検索が全体の検索数の半分に達するだろうとも言われており、音声コンテンツ市場は今後も存在感を増していきそうですね。