SNSにおいて特に重要な”ピア効果”とは?

多くの人が当たり前のようにSNSを使用している昨今、SNSでの 口コミだけで商品販売を起動に乗せたり、記事の拡散を行ったりと、企業でもSNSの活用は重要な施策のひとつとなっています。
ところで、SNSでの マーケティングを成功させるために必要な概念のひとつ「ピア効果」をご存知でしょうか。

ピア効果とは”peer(仲間)”、つまり仲間と共感し合うことで個人の能力を引き出すことができる効果を指します。
もともとは教育現場でよく使用されている概念でしたが、これは口コミの効果に近く、特にSNSが普及している現代でWebマーケティングの考え方として使用できます。

SNSの普及は「仲間と楽しむ」ことを、これまで以上に促進しています。
そのため、正のピア効果を正しく発揮することができれば、想定以上に好意的な印象を持って商品やサービスの購入などにつながるユーザーを増やすことも可能になり、企業のブランディングにも非常に役に立ちます。

ただし、ここで注意しなければいけないのがピア効果にある負の側面。
つまり、仲間同士で批判されてしまった商品やサービスは非好意的な印象を持たれやすくなってしまうということです。

負のピア効果が広がってしまうと、植え付けられたネガティブな印象を好転させるためには想像以上に多大な努力が必要になります。

「ピア効果」を正しく知りユーザーが好意的な印象を持ちやすいものを明確にしておくことで、正のピア効果が発揮され、少ない努力で大きな効果を得られる可能性が高まっていきます。