今更聞けない!PinterestとInstagramの違いはどこにある?

コンテンツマーケティングには、ビジュアルが欠かせないのは皆さんもうとっくにご存知でしょう。
ところで、画像共有ソーシャルメディアとして有名なのはInstagramとPinterestですが、その違いや特徴についてはご存知ですか?
今回は、今更聞けない両者の特徴や違いについて、分かりやすく解説していきます。

まずそもそも、Pinterestって何?というのを簡単にご説明しておきますと、ネット上のWebサイト・あるいはPinterest上にある画像を自分のボードに集めることができる画像収集サービスのことです。

同じような機能がInstagramにもあるのは事実ですが、根本的に異なる点は、Pinterestはこれから先(未来)の自分のために情報をブックマークするためのもの、という点です。

例えばInstagramやFacebookでは、「昨日●●したよ」「どこどこに行ってきました」といわば過去の出来事を友人たちとシェアしますし、InstagramやFacebookのストーリー機能や、Twitterでは「今●●しているよ」「●●にいます」と、現在の状況をシェアするのが主流です。

対してPinterestでは「今度の旅行で行きたい場所」「次に作る料理」「インテリアをこんな風にしよう」など、未来の自分が活用する情報を集めてまとめておく、そんな使い方であるといえるのです。

また、若い世代の利用が多いInstagramに対して、子供がいる年代にユーザーが多いPinterestの一番の特徴はキュレーションが行えること。つまり、自らコンテンツを投稿しなくても、他のユーザーのアイデアをカテゴリー別にキュレートすることができるのです。自分が体験し、撮影し、投稿するというのではなく、特定の情報を得るために、情報収集に時間をかけながらこのプラットフォームを使用しているユーザーが多いといえます。

また、Pinterestは収集した情報から実際に行動に移すユーザーが多く、リファラル効果が高いことも特徴で、写真をクリックするとリンク先や商品の情報などがうまく繋がっているPinterestならではの長所が、そういった傾向を生み出しているといえるでしょう。

Pinterestでは、画像が他のユーザーにリピンされると、画像の持ち主には誰のどういった名前のボードにリピンされたかの通知が届きます。

例えば同じ洋服の画像一枚をとっても、ユーザーのボード名は様々で、各ユーザーが何のために画像を保存したかが見えてきて、これはかなり精度の高いフォロワー分析にも繋がります。

まだまだ日本ではユーザー数も発展途上であるPinterestですが、その特徴をしっかりと理解し、Instagramとはまた違った運用の仕方を実践していくことで、コンテンツマーケティングのとても強い味方となるはずです。

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