知っているようで知らない話「PR」とは本来どんな意味?

PR』とはビジネスシーンでもよく使われている言葉ですが、正しい意味をご存知でしょうか。PRという言葉は、本来「Public Relations」の略語なのですが、勘違いにより「広告宣伝」の意味合いで使われることも多いようです。ここで正しい意味をもう一度確認しておきましょう。

PRは日本語で「広報」と訳されますが、「Public Relations」を直訳すると「社会の人々との関係」という意味になります。この関係とは信頼関係のことで、つまりPRとは、企業・団体が事業や商品について「社会の人々に理解してもらい」「信頼関係を築き」「最終的にファンになってもらう」そのためのコミュニケーション活動のことを指しています。
  
ではこの「PR」にはどのようなやり方があるのでしょうか。
人々に理解され、信頼関係を築くためにはまずは製品やサービスについて知ってもらうことから始まります。代表的なのはマスコミに情報を提供し、それを記事や番組で取り上げてもらうことです。ニュースの多くはマスコミから発信されているため、マスコミにアピールをすることは重要なPRとなります。お金をかけて広告やCMを制作することも大きなPRとなりますね。
また、近年ではFacebookやTwitter、Instagramなどのソーシャルメディアへ商品やサービスの情報を投稿したり、自社HPや特設サイトなどを使ったPRもよく見られます。

デジタルマーケティングでは、PRは大きく上記の2つ(広告と媒体更新)に分類されます。乱暴に言い換えるなら”お金がかかる方”と”手間がかかる方”という表現もできるかもしれません。

これらの全てを、ターゲットに合わせて上手に活用していくことがマーケティングの重要なポイントとなりそうです。