今年の世界ブランド価値ランキング第一位は!?

先日、世界的調査会社のカンターから今年の「世界のブランド価値ランキングTOP100」が公開されました。

毎年世界中で300万人以上の消費者アンケートから集められるブランドデータと、各企業の財務実績や業績分析を組み合わせてブランド評価を算出しており、今年で14回目となります。

今回のランキングで世界で最も価値のあるブランドとなったのは、小売のAmazon。テクノロジーブランドが上位を占める中、GoogleとAppleを抜いて昨年の3位から1位へと躍り出ました。

2006年の調査開始以降、テクノロジーブランド以外がトップの座を獲得したのは今回が初めて。
前年比52%増という際立った成長を見せたAmazonは、堅実な買収で新たな収益源を生み出し、カテゴリーや領域に縛られることなく幅広く柔軟なサービスを提供、エコシステムを構築していることが高く評価されたようです。

Amazonの他にも急成長を見せたのは、InstagramNetflixなど。
そして日本の資生堂も56%増と大きな成長を見せました。資生堂はパーソナルケアカテゴリーではTOP10に入っており、今後もさらに成長することが見込まれています。

また、日本の企業では順位は落としたもののTOYOTAとNTTがランクインしています。

今回急成長を見せたブランドからもわかるように、今後企業のブランド価値を高めていくためには、柔軟性とエコシステムモデルの構築が重要なカギとなりそうです。

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