企業の個性である「ブランドボイス」を顧客やユーザーに届けるためにはどうすればいいのか?

前の記事で、「ブランドボイス」の概要や必要性についてご紹介させていただきました。

では独自のブランドボイスを作成した後、それを人々に聞いてもらうためにはどのような施策を打てばいいのか。

それは、検索エンジンから最も多くのトラフィック(流入)を獲得できるように、コンテンツを最適化することです。

ここでのコツは、ブランドボイスを損なうことなく、キーワードのトレンドに対応することです。

それには、SEOチームとマーケティングチームが協力する必要があり、それに検索エンジンでのウェブサイトのパフォーマンスが向上し、Google検索で上位表示されるようになります。

ほとんどの人は検索結果の1ページ目しか見ないため、企業が成功するには上位10件に入ることが必要不可欠と言えます。

ではコンテンツ構造、タイトルタグ、メタ・ディスクリプション・コピーを最適化することで、そこに到達するためのヒントをこちらでご紹介します。

通常、自社のキーワードを特定するのはとても簡単で、ブランド名やそのアイデンティティ、販売や提供するものなどが含まれます。

キーワードは、あなたのブランドとその *USPを表現する主要なものであり、ターゲットとなる顧客を惹きつけるためのフックとなります。

*USP = ビジネスや提供するサービスの「強み」のこと

キーワードリサーチは、SEO戦略の重要な一部です。

人々が検索する人気のある単語やフレーズを特定し、それらのトピックを中心にコンテンツを構成し、メッセージをブランドに沿ったものにします。

#2 興味を惹くタイトルタグを作ろう

タイトルタグとは、ウェブページのタイトルを指定するHTML要素です。

タイトルタグの主な役割は、訪問者がそのウェブページを訪れたときどのような情報が見つかるかを訪問者に伝えることです。

タイトルタグは、オンライン検索であなたのサイトが表示されたときに訪問者が最初に目にするものなので、第一印象を良くするチャンスになります。

検索者がクリックして記事の魅力的なコンテンツに進むように仕向けることが目的です。

タイトルタグの理想的な内容は、以下のものになります。

  • 主要なキーワードを含む
  • キーワードは、最初かそれに近い部分に使用する
  • 文字数は50~60文字以内に収める(検索エンジンが切り捨てる可能性があります)

さらに次のようなことも意識していきましょう。

有名な企業であれば、ブランド名がタイトルタグに含まれていることを確認するようにしましょう。
リスト記事は常に人気があるので、タグに数字を使うと差別化を図ることもできます。

例えば、SEOの対策について書くとすれば、タイトルは「SEO対策に成功するための3つの方法」とすると良いでしょう。

人は基本的に古い情報を読みたくない傾向があるので、タグに日付を入れるか、少なくとも最終更新日を書いておいたほうがいいと思います。

ポイント:タグのテストをしてみましょう。

A/Bテストを行い、新しいキーワードから発生するトラフィックを測定することで、何が正しいのか間違っているのかを把握することができます。

#3 魅力的なmeta descriptionを書く

メタディスクリプションとは、検索結果のタイトルタグの下に表示されるテキストブロックまたは「スニペット」のことです。

ここには、ページの内容を説明したり要約したりするためのスペース(160文字まで)があり、読者に記事のクリックを促すような役割があります。

検索エンジンはこれらの単語を *SERPで強調表示するため、キーワードは同様に重要です。メタ・ディスクリプションを最適化することで、あなたのブランド・ボイスを反映し、訪問者にアピールすることができます。

*SERP = ユーザーが検索エンジンで検索したキーワードの検索結果を表示するページのことで、要するに検索結果のこと。

魅力的なキャッチコピーであればあるほど、人々のクリック意欲を高め、時間の経過とともにSERPランキングを上昇させることができます。メタ・ディスクリプションには、ロゴ、画像、レビューなど、読者の目を引くものを設定することができます。

※ meta descriptionを書かないと、検索エンジンがmeta descriptionを作成してくれます。ただし必ずしもその内容が自分の意図するものに生成してくれると限らないので注意しましょう。

#4 見出しをフックにする

上述の流れで、検索結果ページでサイトへのリンクをクリックしてもらうための設定は完了です。

ただサイトをクリックされた後に、離脱や直帰をされたら意味がないので、ページ内のコンバージョン率を高めるためには高度に最適化されたページにしていかなければいけません。

リンクをクリックしたということは、読者はすでにあなたの提供するサービスや商品、または情報に興味を持っているので、注目を集めるような見出し(h2やh3)でさらに引き込みましょう。

キーワードのバリエーションを含めるのは良いアイデアですが、読者がもっと知りたいと思うような表現を加えることもできます。

多くの人は、記事にざっと目を通してから、最後まで読むかどうかを決めます。(私は普段よくやるのは、求めている情報がその記事にあるかざっとスクロールをして最後まで読むか決めます)

キャッチーなH2やH3にキーワードのバリエーションを入れることで、読者が探していた記事であることが確認でき、また、文章がまとまり読みやすくなります。

そのために必要なキーワード検索ツールとしてラッコキーワードを活用するといいでしょう。

#5 ブランドボイスをもっと目立たせる

ブランド・ボイスが最も力を発揮する場所は、メイン記事です。

優れた記事はブランドを記憶にとどめることができるので、情報を提供するだけでなく、読者を楽しませるために個性を十分に表現していきましょう。

キーワードを散りばめても、文法的に不自然でなければ、キーワードを無理くり入れ込む必要はないです。

それよりも重要なのは、検索意図を満たし、訪問の理由である質問に対してちゃんと答えることが重要です。

適切なトピックを選んで書くことは、ブランドコミュニケーションの重要な側面です。

ターゲットとなる顧客のニーズに応えるとともに、あなたのマーケティング戦略にも合致していなければなりません。人々は、自分の生活に役立つ実践的なコンテンツを好んで読みます。

適切な顧客を惹きつけることができれば、その顧客があなたの会社と長期的かつ永続的に関係を築くことができるでしょう。

#6 魅力的かつ完璧な画像を使おう

ブランドをアピールする上で、画像は言葉と同じくらい重要です。

画像付きの投稿はアクセス数が94%も増加するため、魅力的なビジュアルコンテンツを提供することが必要不可欠になります。

ジェフ・ブラス(Jeff Bullas)氏の記事にSkyword調査で「関連する画像を含む記事は、画像を含まない記事と比べて、平均で94%多い閲覧数があった」という研究結果があります。

画像は、コンテンツをより魅力的で記憶に残るものにし、本文を読み進める際の一息となるため、ユーザーにとって非常に見やすい構造となります。

また、画像を使うことで、複雑なアイデアを視覚的に説明することができるので画像を使ったコンテンツは、ユーザーがサイトに滞在する時間を増やし、画像検索の結果にも表示されるようにすることで、SEOを大きく向上させます。

ブランドの一貫性を保つために、コーポレートカラーと会社のロゴをすべてのチャネルで表示するようにもしましょう。これらの要素がブランドの個性を示すのに役立つのであれば、それに越したことはありません。

#7 優れたインフルエンサーをみつける

インフルエンサーと提携することは、インフルエンサーのフォロワーがあなたのサイトに訪れることを促すため、より多くのトラフィックを引き寄せる良い方法です。

自分のブランドボイスや価値観の合ったインフルエンサーとつながりを構築すると、そのつながりがより明確になっていきます。

パートナーシップまではいかなくても、インフルエンサーのコンテンツをフォローしたり購読したりすることで、彼らからインスピレーションを得ることができます。誰かのスタイルを真似するのではなく、上手にやっている人から学ぶことを心がけましょう。

将来へ向けて

SEO対策を行っていく上でブランドボイスを調整し、すぐに効果が出てきたとしても、それで終わりではありません。

今後のコンテンツキャンペーンでは、さらにいくつかの戦略を検討する必要があります

その中の1つに、SNS(ソーシャルメディア)の監視があります。

近年ソーシャルメディアの人気が高まっている今、他社のチャンネルを監視し、どのソーシャルメディアの投稿が最もエンゲージメントを得ているかを把握することはかなり有益です。

これらの情報をもとに、自社ページのタグや説明文を構成することで、トラフィックの機会を増やすことができます。

このようにあらゆるチャネルを監視・調査を行い、他社のエンゲージメントの高い投稿を自社ページでも展開することで多くのユーザーに見てもらえます。

みなさんもぜひ自社のブランドボイスを構築した後、「顧客に見られる」という行動をこちらの記事を参考に挑戦していただければと思います!